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秋の祭典

ハンカチ王子は日本ハムが交渉権を獲ましたね。甲子園の決勝見に行ったのが4年前とは月日の流れるのは早いものです。そら歳も食いますわな~。先週、シリア日本人会の運動会がありました。競技は「借り物競走」や「綱引き」、「靴飛ばし」等アスリートでなくとも参加できそうなものが多かったですが、私はゴルフボールをスプーンに乗せて走る競技に参加させていただきました。ほんの20mの距離ですが、落とさないように気をつけて変な所に力入ったんでしょうね、翌日うっすらと腿の裏に違和感が・・。「なんじゃこらっ!」って自分自身愕然としております。普段ごみごみしているダマスカスの街にいるので、写真のような広々として緑の綺麗な競技場に入ると落ち着きますね。見ていると喉が渇きそうないつものカシオン山も競技場からみるとまた趣がかわってよかったです。運動会.jpg

ダマスを離れて(番外編)

旅にトラブルやパプニングは付き物ですが、それを如何に楽しむかも旅の醍醐味です。さて、今回は私に起こったハプニング。レバノンに入国した日になんとシリアのドライバーさんがガイドさんと私の荷物を間違ってダマスへ持って帰ってしまいました。私の部屋にはガイドさんの荷物!さてさて、どうする?
1. 作業用のPCがない(殆ど毎晩飲んだくれてて作業してないので問題無し、なんで持ってきた?)
2. デジカメの充電器がない(これは困った、残量気にしながら撮影するしかない)
3. 着替えがない(着たきり雀でもOK、でもお客様に不快感を与えかねない)
4. タバコがない(死ぬ!)
っということで夕食後取り合えずタバコの入手と着替え探しにホテルの外へ。時刻は21時。ホテルから少し歩くと2階のテラスで水タバコを吸っている大きな喫茶店の下で、バイクに跨ってたむろしている兄ちゃんに声を掛けられたので、タバコをどこで買えるか聞いてみた。何が欲しいと聞くので「マルボロ・アビアッド」(マルボロの白=マルボロ・マイルド)というと「俺も吸ってるから譲ってやる」と・・・5,000LP(後で知ったが普通の店の倍)。そこから話が弾み現在の状況を説明。じゃ、俺がバイクで店屋回りをしてやると・・・Ya Friend ! なんか面白い展開。スクーターの2人乗りで数件回ったがどこも21時が閉店。1件だけ空いていたが下着は売ってないとのこと。私が欲しかったのはシャツ、パンツ、靴下の3点セット、あわよくば安くておしゃれなシャツ。でも、今日は無理っぽいね。「俺のでよかったら譲ってやる」と・・・?どっかで聞いたフレーズ。君のお古?でもいい!なんか面白そう。俺の奥さんはフィリピン人だ。ちゃんと綺麗に洗濯してるから大丈夫!おう、アジア人なら信用できそう。家もこの近くだが鍵を奥さんにもらわないといけないのでちょっと店に寄る。OK, OK ! Ya Friend ! 寄った店は「Sushi Moode」(多分、“寿司詣”なんでしょうね)、お店でも食べられるがお寿司のデリバリー屋さん。しばらく外で待たされたが店はガラス張りなので外から丸見え。奥さんらしき人に事情説明してるのと、店長みたいな人に伝票とBOXに入った寿司まで渡されてる。ようするに奥さんはお店で働いていて、彼はデリバリー担当らしい。店を出発する時に奥さんも出てきて手を振ってくれました。「お~、かわいそうは日本人、私の知っている日本人はこんな貧相ではなかったのに!」と思ってたかどうか?バイクで走ること5分、4階建程の平べったいアパートに到着。ここでレバノン人とフィリピン人の若夫婦(道中で彼が24歳であることが判明)の生活があるのか・・・覗いていいのか?部屋は四畳半に流しとシャワー室らしき扉が1枚って感じで日本のワンルームマンションの方が遥かにでかい!ベット1つで殆どのスペースを取ってしまってるので、2人で居るのも窮屈。まあ、若夫婦ならそれなりに・・・・Ya Friend ! 小さなタンスから色々取りだしてくれたので、ここにきて「やっぱりいらない」とも言えず、トルコのMARMARAと書かれたTシャツと真っ赤なボクサーパンツ、それにくるぶしが見える靴下をいただくことに。店の前ではあまりはっきり見えなかったが奥さんの写真もしっかり飾ってあって、別嬪さんっていうより可愛いタイプ。どうだ?と聞くので(アラブ人は絶対自分の奥さんをそんな風には聞かないですけどね、ここはレバノン)「俺が若かったら絶対声掛けてるな」と答えておきました。本人も喜んでくれたのでよかった、よかったYa Friend ! 同じアジア人の評価を聞きたかったんでしょうね。部屋を後にしてホテルの手前まで。ホテルはすぐ目の前なので問題ないが「どうした?」って聞くと、そろそろオーナーが店に現れる時間らしく、この道を通るかもしれないとのこと。シートの下には配達する寿司も入ってるし・・・お~忘れてた!服と世話になった分で幾ら欲しいか聞いてみたが「お前の気持ちで、幾らでもいい」と。でも決して「いらない」とは言わないですけどね。こういうのに弱いのが日本人。でも、一時遊ばせてもらったので$30ドル程渡したら喜んでくれてたのでよかったです。翌日は彼にもらった物を着てました。次の日にシャツも買いましたが、レバノンは物価が高いですね。シリア人がレバノンにあまり行かないのがよくわかりました。
ベイルート鳩の岩.jpg
ベイルート観光名所のひとつ”鳩の岩”。二見ヶ浦にある夫婦岩みたいなもんですね。小学校の修学旅行を思いだしました。







ダマスを離れて(後編レバノン3完)

さて、レバノン最終はベイルートです。約10年前に来た時も工事現場ばっかりでしたが、まだまだ工事は続いております。2005年に暗殺されたハリーリ首相の修復計画で旧市街地はご覧のように綺麗な街並みに変身しています。デザインは昔の建物のまま修復しているそうで旧市街を散策していると、かつて“中東のパリ”と呼ばれたのも頷けますね。ゆっくりお茶する時間もありませんでしたが、普段ダマスで生活している胡散臭さからは一時解放された駐在員でした。
ベイルート市内1.jpg

ただ、渋滞はダマスの比じゃないですね。家族5人いれば車5台あるそうで朝夕の通勤時の渋滞は東京と双璧かもしれません。ベイルート市街地からダウンタウンまで1時間はかかります。写真はベイルートから35km程離れたビブロスの遺跡です。遺跡の向こうに海が見えるのがいいですね。もう昔の事で忘れましたが、チュニジアのカルタゴの遺跡もこんな感じじゃなかったでしたっけ?
ビブロス遺跡.jpg

ベイルート市内にはまだ弾痕が残るビルも点在していますが、国内情勢が落ち着いてくれればダマスから「週末はベイルートで寿司食って来たよ~」なんて気軽に行ける時がくればいいですね。
ベイルート市内2.jpg

ダマスを離れて(後編レバノン2)

我、阪神タイガースはCSで憎っくき巨人に負けてしまいました。関西経済を元気づける為にも勝って欲しかったな~。
さて、レバノン2は杉見学。ダマスカスとベイルートを結ぶ幹線道路を離れて約45分、アップダウンのある広陵地帯を抜けてどんどん山を上っていきます。太古の昔から良質のレバノン杉は船材や建材に利用されて今は保護地域でしか見ることができない貴重なものだそうです。バルーク1.jpg
大型バスで入れる所まで行きましたが、国旗に描かれているような立派な1本杉は残念ながら見られませんでした。この木は格好からして後何百年かしたら国旗に負けないくらいの立派なものになりそうだったので、先行投資で写真撮ってみました。毎年植林も進んでいるようですが成長に時間がかかる為、山全体を覆うには何千年、何万年とかかるんでしょうね。


バルーク2.jpg
山までの道中では夏用の別荘やりんご畑も点在していて、ほんとのんびりした雰囲気でした。10月初旬の山は涼しいというよりちょっと寒かったですけどね。
バルーク3.jpg
オフィス用に買ったお土産の蜂蜜です。大好評でした。

ダマスを離れて(後編レバノン1)

チリの落盤事故の33名が救出されましたね。本当によかったです。69日間も地下での生活なんて想像もつきません。ただ、愛人問題はこれからなんでしょうね。
さてさて、ダマスを離れて後編はいよいよレバノンです。皆さんはレバノンと言えば何を想像されるでしょうか?内戦、ヒズボラ、バールベック遺跡、レバノン杉?
国境を越えてレバノンに入ると英語やフランス語のアルファベット表記が一気に増えて気が緩みがちですが、まだまだ予断を許さない情勢ですので、十分に気を付けてください。今回はシリアのホムスからレバノン山脈とアンチ・レバノン山脈の隙間を南下して中東の3大遺跡(ヨルダンのペトラ、シリアのパルミラ)の一つバールベックへ。写真はバッカス神殿ですが、人が写っているのでその大きさもお分かりいただけると思います。夏にはここでコンサートも開かれるそうです。私は今回で3回目でしたが、いつ見てもデカイ!
バッカス神殿.jpg
その後、レバノンワインで有名なKSARA(クサラ)へ向かいました。ダマスのホテルやお酒を出すレストランでワインリストを見せてもらうと必ずクサラのワインはあります。洞窟を利用した貯蔵庫を見学した後、試飲もさせてくれます。白、ロゼ、赤、4年物赤の4杯でしたが、私は酒飲みですがソムリエではないので甘いか甘くないかしかわかりませんが、赤はちょっと渋みが強い感じがしました。御代り頼んだら優しそうなお姉さんにやんわり断られました。酒飲みはいやしいですよね。
クサラ.jpg

ダマスを離れて(中編)

今回はシリア第2の都市アレッポ。日本ではアレッポ石鹸で有名ですよね。ダマスカスの”ハミディエと違って、本当に狭く入り組んだ路地が重なるスークです。
アレッポスーク1.jpg
他のアラブのスークと同じように、布屋街、金製品街、家具街、お菓子屋街等があり、シリア人に聞くと何年か前のアラブ伝統代表都市に選ばれたこともあるとか。軽い登り下りはありますが、モロッコのフェズのようなきついアップダウンはないので、散策も比較的楽にできます。但し、グループでいくと必ず迷って集合場所に遅れてくる人はいらっしゃるようですが・・・。石鹸も何年モノとかローレル配合の割合が多いとかでピンキリです。私もダマスのスーパーで買ったものを自宅で使ってますが、いいものは髪の毛もそのまま洗えるので物臭な私は重宝しております。日本に帰国する時分はお肌ツルツルになってますかね。
アレッポスーク2.jpg
下の写真はアレッポ城の入り口ですが、日本と同じようにお城ってどこの世界でも観光ポイントになりますよね。ただ、夜になるとライトアップされるのですが、緑やピンクのライトで「それ、ちょっと違うやろ!」って感じでした。
アレッポ城.jpg

ダマスを離れて(前編)

2週間のご無沙汰です。10月に入って最初の書き込みになりますが、10月1日よりツアーのお客様に同行させていただいて、シリア中部とレバノンに行っていた為ダマスカスを留守にしておりました。シリア・ヨルダン・レバノンは9月後半から11月いっぱいまでが最も観光に適したピークシーズンです。どこの観光地に行っても人がいっぱいで、ホテルもどこも満室状態でした。パルミラ宿泊日、皆さんとの夕食後に1人で遺跡のライトアップの写真を撮りに行ったのですが、同じようなことを考える人はいっぱいいるんですね。ドイツ人のカップルや、スペイン人のグループ、、ちょっとお酒入ってますよね?状態の国籍不明の白人数名、それをおもしろがって見ているパルミラの悪ガキ・・・・。そこに暗がりからいきなり現れる謎のアジア人、私。1人で写真撮ってるとどうしても寄ってくるんですよね~、悪ガキって!まあ、向こうは英語も分からないしこっちはアラビア語もわからないので、無理問答のような会話ですが、ひとしきり雑談しておもしろかったです。花見じゃないですが、遺跡のライトアップみながら”一杯”なんていうのもよかったかもしれませんね。でも、公にお酒の飲むのはやっぱりダメか!
パルミラ夜景.jpg

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